伊豆高原の別荘が格安・100円でも売れない理由

伊豆高原の別荘は、価格を大幅に引き下げても売れ残るケースが珍しくありません。
売れない主な理由は、主に以下の7つです。
実際に不動産サイト上で「100円」の物件が掲載された事例もあり、背景には深刻な空き家問題があるとされています。
―― ホントに100円で売っているんですか?
ホントです。100円というか実際は1円です。表示の仕様上、100円(0.01万円)までしか表示できないんですよ。
これ、売り主さんが相続で取得した別荘地なんです。持っているだけで毎月水道料金や温泉料金がかかってしまうので、タダでもいいから手放したいと。引用元:ねとらぼ|不動産サイトで「100円の家」が販売中!? → 誤植だと思ったらガチだった 背景には深刻な“空き家問題”
ここでは伊豆高原の別荘が売れない理由について、詳しく解説します。
伊豆高原エリアは別荘が供給過多のため売れない
伊豆高原の別荘が売れない最大の要因は、市場における別荘の供給過多です。
1970〜1980年代の高度経済成長期からバブル期にかけて、伊豆高原エリアでは別荘地の大量開発が行われました。
しかし現在、当時の別荘オーナーの高齢化や相続が進み、大量の物件が売りに出されている状況にあります。
総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」によると、2023年時点の全国の空き家率は13.8%と過去最高を記録しました。
その中で、別荘を多く抱える伊豆高原のある伊東市では、空き家率が全国平均を大きく上回り、39.5%に達しています。
参照元:静岡県の空家等対策の取り組み
多くの別荘が空き家となっている伊豆高原エリアでは、売却の難しい物件に対応している不動産買取業者に依頼するのがおすすめです。
不動産買取業者は仲介業者と異なり、業者が直接物件を買い取るため、買い手が見つからない別荘でも売却が可能になります。
アルバリンクは空き家や別荘に強い不動産買取業者であり、伊豆高原のように一般の不動産業者では対応が難しい物件も多数買い取ってきた実績があります。
伊豆高原の別荘が売れなくて困っている方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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購入代金以外で費用が300万円以上かかるため売れない
伊豆高原の別荘は、たとえ格安で購入できたとしても、購入代金とは別に300万円以上の諸費用が発生するケースがあります。
別荘地特有のインフラ整備費用や行政手続き費用が必要となり、物件価格が100円であっても実質的には高額な出費を伴う点が買い手を遠ざける要因です。
ねとらぼの報道によると、伊豆高原エリアの別荘売買に携わる不動産関係者への取材では、以下のような費用が明らかになっています。
| 費用項目 | 目安金額 |
|---|---|
| 初期費用(水道維持協力金・登記費用など) | 約100万円 |
| 個別浄化槽の設置 | 約90万円 |
| 駐車場の整備費用 | 約100万円 |
| 合計 | 300万円前後 |
参照元:伊豆の別荘が“マイナス50万円”でも売れない? 空き家問題で増え続ける「マイナス価格物件」の実態
物件価格を安く設定しても購入者にとって実質的な負担が大きいため、伊豆高原の別荘に買い手がつかないのは当然の結果といえるでしょう。
伊豆高原は築年数が30年以上の別荘が多いため売れない
伊豆高原の別荘は、築30年を超える物件が大半を占めています。伊豆高原の別荘地開発が集中したのは1970〜1980年代であり、2025年時点では築40〜48年に達する物件も珍しくありません。
築年数の古さは、買い手にとって大きなマイナスポイントです。
実際にアルバリンクが実施したアンケート調査によると、築30年超の中古住宅でも許容範囲と回答した人は全体のわずか約10%という結果が出ています。
大多数の購入希望者は築30年を超えた物件を選択肢から外しており、伊豆高原の別荘はそもそも検討対象に入りにくい状態にあるといえます。
伊豆高原は中心街から距離があるため売れない
別荘地が中心街から離れている点も、伊豆高原の別荘が売れにくい要因の一つです。
伊豆高原エリアの別荘地は、伊東市の中心部(JR伊東駅周辺)から車で30分〜1時間ほどかかる場所に点在しています。
日常の買い物や医療機関への通院に不便を感じる立地では、永住用としても需要が見込めません。
近年は地方移住の動きがあるものの、最低限のインフラへのアクセスのしやすさが移住先選びの前提条件です。
伊豆高原の別荘地はアクセス面での最低条件を満たしにくく、売却のハードルが高くなる一因となっています。
伊豆高原の別荘を扱っている不動産業者が少ないため売れない

一般的な不動産仲介業者にとって、伊豆高原の別荘は「売れても仲介手数料が少なく、売れなければ広告費だけがかさむ」という案件です。「積極的に取り扱いたくない」というのが業界の本音といえます。
そもそも別荘は、日本全体で需要が低い市場です。
総務省の住宅・土地統計調査によれば、二次的住宅(別荘やセカンドハウス)を保有している世帯は全体の4%程度にとどまっています。
仲介手数料の面でも、別荘の取り扱いは業者にとって採算が合いにくい構造です。
下表のように、5,000万円の一般住宅と100万円の伊豆高原別荘を売買する場合、仲介手数料の差は150万円以上となります。
| 物件種別 | 売買価格 | 仲介手数料 |
|---|---|---|
| 一般住宅 | 5,000万円 | 約156万円 |
| 伊豆高原の別荘 | 100万円 | 約5万円 |
一般的な不動産業者では対応を断られる可能性もあるため、別荘に強い専門の不動産買取業者に依頼するのが現実的な選択といえるでしょう。
耐震基準を満たしていないため売れない
伊豆高原の別荘は、現行の耐震基準を満たしていない物件が多数を占めます。
日本の建築基準法における耐震基準は、1981年(昭和56年)6月1日に大幅に改正されました。1981年5月以前に建築確認を受けた建物は「旧耐震基準」に分類されます。
伊豆高原の別荘地開発が集中した1970〜1980年代前半の物件は、多くが旧耐震基準で建てられています。
| 区分 | 旧耐震基準 | 新耐震基準 |
|---|---|---|
| 適用時期 | 1981年5月31日以前 | 1981年6月1日以降 |
| 想定する地震 | 震度5程度 | 震度6強〜7程度 |
| 安全性 | 地震への耐性が不十分な可能性 | 地震への耐性があり、安全性が高い |
地震で倒壊するリスクのある物件に住みたいと考える人は少なく、旧耐震基準であること自体が売却の大きな障壁となっています。
別荘地管理組合の管理費が滞納状態になっているため売れない
相続した伊豆高原の別荘が管理費の滞納状態にある場合、そのままでは売却が困難です。原則として、管理費や修繕積立金などの滞納がある物件は支払いを求められるため、スムーズな売却は難しいでしょう。
伊豆高原の別荘地では、道路・上下水道・緑地などの共用施設を管理組合が維持管理する仕組みになっており、所有者は毎年一定額の管理費を支払う義務を負っています。
エリアによっては年間数万円〜十数万円の管理費が発生し、長期間の滞納が積み重なると数十万円〜百万円規模になるケースも珍しくありません。
たとえば「伊豆エメラルドタウン別荘地」の場合、次の管理費がかかります。
管理費が年間48,000円
水道基本料金(20㎥/月まで1年間分含む)が26,400円
不動産は管理費の延滞があると、基本的には売却できません。
特に相続案件では、積み上がった滞納金の支払いを巡ってトラブルになりがちです。
ただし、法的トラブルを抱えた物件でも、弁護士と提携している不動産買取業者であればスピーディーな買い取りが可能です。
アルバリンクは士業との連携体制を整えているため、管理費滞納や相続トラブルを抱えた別荘の相談にも対応しています。
査定は無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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伊豆高原の別荘を売れないまま所有し続ける3つのリスク
伊豆高原の別荘を売却せずに所有し続けるリスクとして、主に次の3つが挙げられます。
管理費や税金で年間35万円~64万円の維持費用が発生する
伊豆高原の別荘を所有し続ける限り、使っていなくても管理費や税金の支払いが続きます。
主な維持費用の内訳は、下表のとおりです。
| 費用項目 | 年間の目安 (評価額1,000万円の別荘の場合) |
|---|---|
| 固定資産税・都市計画税 | 年間14万円〜20万円程度 |
| 別荘地管理組合の管理費 | 年間12万円〜24万円程度 |
| 管理委託費(巡回・換気など) | 年間5万円〜15万円程度 |
| 水道・電気の基本料金 | 年間5万円程度 |
| 合計 | 年間35万円〜64万円程度 |
合計すると、年間で35万円以上の出費が発生する計算になります。使っていない別荘に毎年数十万円の費用がかかり続ける状況を放置すれば、長期的には大きな経済的損失につながりかねません。
高額な維持費を払いたくない方は、別荘に強い不動産買取業者への売却を検討しましょう。
子や孫の負担になる
別荘を放置し続けると、最終的に子や孫の世代へ負担が引き継がれます。
別荘は山間部や自然豊かなエリアの立地が多いため、放置するとあっという間に草木が伸びて敷地内に入れなくなるケースも珍しくありません。
ツタや雑草に覆われた空き家は、近隣住民への迷惑になるだけでなく、害虫の温床にもなり得ます。
別荘は一般的な住宅と比べ、周辺環境の悪化が進みやすい性質があります。手入れが行き届かなくなってからでは売却価格が大幅に下がる可能性もあるため、状態が良いうちに手放しましょう。
アルバリンクは「草木の手入れがされていない」「室内に荷物が残ったまま」という物件にも対応していますが、状態が良いほうが高く買い取れます。
別荘を手放したいと考えている方は、早めにお問い合わせください。
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特定空き家に指定される

別荘の管理が行き届かなくなると、「特定空き家」に指定されるリスクがあります。
特定空き家とは、「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、倒壊の危険性がある、衛生上有害である、景観を著しく損なっているなどの理由で自治体が指定する空き家のことです。
特定空き家に指定されると、固定資産税の住宅用地特例(最大6分の1の軽減措置)が適用されなくなり、税額が最大で6倍になる可能性があります。
また、自治体からの改善命令に従わない場合は「行政代執行」により建物が強制解体されると、解体費用は全額所有者に請求されます。
行政代執行の費用は数百万円〜1,000万円を超えるケースもあり、実際に所有者の預金や不動産が差し押さえられた事例も報告されているため注意が必要です。
実際に平成29年に千葉県柏市で実施された行政代執行では、建物の除却にかかった費用約1,040万円が差押え・公売によって回収された事例があります。
別荘を放置すれば、特定空き家に指定されて数百万円以上の解体費用を請求される可能性があります。放置は絶対に避けましょう。
なお、特定空き家の定義や対策については、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

伊豆高原の別荘が売れない場合の5つの対策
伊豆高原の別荘が売れない場合におすすめの対策は、主に次の5つです。
別荘に強い不動産買取業者に依頼する

伊豆高原の別荘は、一般的な不動産業者では売却が困難です。売却の可能性をあげるためにも、別荘に強い専門の不動産買取業者に依頼するのが最もおすすめの方法といえます。
不動産買取業者は、仲介業者のように買い手を探すのではなく、業者自身が直接物件を買い取ります。「買い手が見つからない」という問題そのものが発生しにくい仕組みです。
アルバリンクは別荘や空き家など、他社では断られるような物件を数多く買い取ってきた実績のある不動産買取業者です。
箱根の別荘を買い取り再販した実績もあり、リゾート物件の取り扱いにも精通しています。
Before
After
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空き家バンクに登録する
空き家バンクとは、自治体が運営する空き家と利用希望者をマッチングするサービスです。伊豆の別荘を登録すれば、移住希望者に情報が届く可能性があります。
ただし、空き家バンクはあくまで「マッチングサービス」であり、自治体が物件の営業活動を行うわけではない点に注意が必要です。
また、国土交通省のアンケート調査によると、空き家バンクの認知度は23.7%にとどまっており、認知度の低いサービスである点も、デメリットといえます。
空き家バンクでは売買に関するトラブルが発生しても自治体は仲裁してくれないため、自分で解決しなければなりません。
トラブルなくスムーズに売却したい方は、別荘に強い専門の買取業者に任せたほうがよいでしょう。
なお、空き家バンクの概要やメリット・デメリットについては、次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

個人に無償譲渡する
別荘が売れない場合、個人に無償で譲渡するという選択肢もあります。親族や知人に引き取ってもらえれば、維持費の負担をなくせるでしょう。
ただし、伊豆高原の別荘は現状でも100円で売り出されるほどの状況です。無償であっても、購入後に300万円以上の諸費用がかかるケースもあるため、引き受けてくれる人を見つけるのは決して簡単ではありません。
また、無償譲渡の場合は受け取る側に贈与税が課される可能性がある点にも注意が必要です。
個人に無償で譲渡したい場合には、注意点をまとめた次の記事もぜひ参考にしてください。

相続土地国庫帰属制度を使う
伊豆の別荘が手放せない場合、2023年4月に施行された「相続土地国庫帰属制度」を利用するのもよい手段です。相続した不要な土地を国に引き渡せます。
しかし、相続土地国庫帰属制度の対象となるのは「土地」のみであり、建物がある場合は利用できません。別荘を解体して更地にする必要があります。
また、仮に建物を解体して土地だけにしたとしても、別荘地は不承認になるリスクがあるため、事前確認が必須です。
制度上、国は「通常の管理又は処分をするに当たり過分の費用又は労力を要する土地」を引き取らない方針となっています。
別荘地には管理組合への管理費支払い義務が付随しているケースが多く、継続的な費用負担が「過分な費用」と判断されれば不承認となる可能性があります。
参照元:相続土地国庫帰属制度において引き取ることができない土地の要件
解体費用がかかるだけでなく制度が使えない可能性もあるため、まずはそのままの状態で別荘に強い不動産買取業者に売却できないか相談しましょう。
相続放棄する
伊豆の別荘を相続することになった場合、相続してから3ヶ月以内であれば、家庭裁判所に相続放棄の申述にて別荘の所有権を放棄できます。
ただし、相続放棄は「相続する財産すべてを放棄する制度」であるため、別荘だけの放棄はできません。預貯金や有価証券など、プラスの財産もすべて手放す必要があります。
別荘を相続する際は、「プラスの財産」と別荘の維持費や管理費滞納額、解体費用などの「マイナスの財産」を慎重に比較検討し、マイナスの財産が上回る場合にのみ相続放棄を選択しましょう。
なお、相続放棄の概要や手続きの流れ、注意点などは次の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。

別荘を売却する際の買取業者を選ぶポイント
別荘を売却する際には、リゾート物件特有の市場や法的問題を理解している不動産買取業者への相談がおすすめです。
実際に依頼先を選ぶ際は、以下の3つのポイントを確認しましょう。
- 別荘・リゾート物件の買取実績があるか
- 再建築不可・旧耐震・管理費滞納物件に対応できるか
- 相続案件・共有名義の整理まで一括サポートしているか
依頼後に断られる事態を防ぐためにも、上記の3点を満たした不動産買取業者を選びましょう。
なお、アルバリンクはこれらすべてに対応しているため、伊豆高原の別荘売却でお悩みの方はぜひご相談ください。
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伊豆高原の別荘を売る前に確認すべき税金
伊豆高原の別荘を売却する際にかかる税金として、譲渡所得税が挙げられます。特に注意すべきなのは、別荘はマイホーム(居住用財産)とは異なり、税制上の優遇措置が利用できない点です。
別荘は「趣味・保養目的の資産」とみなされるため、居住用財産の売却時に適用される以下の控除や特例が使えません。
- 3,000万円の特別控除
- 損益通算
「3,000万円の特別控除」とは、マイホームを売却した場合に、譲渡益から最大3,000万円を控除できる制度ですが、別荘は対象外です。
「損益通算」とは、物件の売却で損失が出た場合に、給与所得など他の所得と損益通算できる仕組みですが、別荘の売却では損益通算が適用できません。
別荘を売却した際の税負担は、マイホームよりも重くなる傾向にあります。税金面で不利にならないためにも、税理士と連携している買取業者への相談がおすすめです。
アルバリンクは士業と連携しており、別荘の買取実績も豊富です。税金に関する不安がある方も、ぜひ一度お問い合わせください。
なお、別荘の売却で知っておくべき税金や費用については、次の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

まとめ
この記事では、伊豆高原の別荘が売れない原因やリスク、具体的な対処法、そして高額売却のための買取業者の選び方まで詳しく解説しました。
古さや立地、コスト面などの問題を放置すると、相続や管理でさらなる負担が発生します。
しかし、正しい知識と行動で出口は見えてきます。
今こそ、売れない別荘を資産に変える一歩を踏み出しましょう。まずは信頼できる買取業者に相談することから始めてみてください。
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