【空き家買取業者を選ぶ際に見た情報は? 】経験者73人アンケート調査

空き家買取業者を選ぶ際にしっかり見た情報

空き家の買取業者は数多くあって、選ぶ際に迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は空き家の買取業者を利用したことがある73人を対象に、「空き家買取業者を選ぶ際に見た情報は?」というアンケート実施。

実体験をもとに「もっと確認しておくべきだった情報」についても聞いています。

【調査概要】

  • 調査対象:空き家の買取業者を利用したことがある人
  • 調査期間:2026年8月31日~9月9日
  • 調査機関:自社調査
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 有効回答数:73人(男性45人/女性28人)
  • 回答者の年代:20代 17.8%/30代 34.3%/40代 21.9%/50代 13.7%/60代以上 12.3%
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空き家買取業者を選ぶ際に参考にした情報源は「業者の公式サイト」

空き家買取業者を選ぶ際に参考にした情報源

「空き家買取業者を選ぶ際に参考にした情報源」の1位は「業者の公式サイト(42.5%)」でした。

2位「ネット上の口コミ(30.1%)」、3位「業者のチラシ(12.3%)」、4位「比較サイト(9.6%)」、5位「ネットの検索結果(8.2%)」となっています。

  • 不動産会社の公式サイトと折込チラシ(60代以上 男性)
  • 不動産会社や空き家買取業者の公式サイトを中心に、Googleマップの口コミも参考にしました。複数の業者を比較して、信頼できそうか確認しました(30代 女性)
  • グーグルでの口コミ検索(30代 男性)
  • 不動産買取比較サイトです(40代 男性)
  • ネットによる地元の不動産屋の検索情報(60代以上 男性)

まずは業者が公開していて信頼性の高い「公式サイト」を参考にする人が多いとわかりました。

ただ公式サイトは業者側からの情報提供となるので、「実際に利用した人の体験談」「不満やマイナス面の紹介」などが不十分だと感じられることも。

そのため、実際に利用した人の口コミを地図サイトや口コミサイトで確認した人も多くいました。

複数の情報源を確認した人も多く、多角的に情報を収集して比較検討している様子がうかがえます。

空き家買取業者を選ぶ際にしっかり見た情報1位は「業者の買取実績」

空き家買取業者を選ぶ際にしっかり見た情報

「空き家買取業者を選ぶ際にしっかり見た情報」を聞いたところ、1位は「業者の買取実績(50.7%)」で半数を超える人が挙げました。

2位「利用した人の口コミ(37.0%)」も4割に迫っています。

業者の買取実績や口コミなど、買取業者を信用していいかどうかを判断するための情報をしっかり見た人が多いとわかりました。

空き家買取は多くの人にとってめったにない機会で、わからないことが多いうえ、取引金額も大きいという特徴があります。

そのため、信頼できる業者を選びたいという意識が強くなり、信頼性を確認できる情報を求めるのですね。

もちろん「買取までの流れ」「費用」など、取引に必要となる事務的な確認もなされていました。

1位 業者の買取実績

  • 実績がないと、口コミを見てもサクラの可能性がある(20代 女性)
  • 買取実績の築年数・間取りや買取価格。だいたいの相場を把握したうえで、依頼するか判断できるから(30代 女性)
  • 実績が多い業者のほうが、安心して任せられると感じたからです(60代以上 男性)

1位は「業者の買取実績」でした。

買取実績が多いほど、「経験豊富な業者であり、手続きがスムーズだろう」「多くの人が利用しているから、信頼できそうだ」と感じやすくなります。

また具体的な買取事例を確認できれば、買取価格の目安や、買取してもらえる空き家の特徴もわかります。

そのため買取実績を重視してチェックした人も多くいました。

買取実績や買取事例を公式サイトで公開している買取業者も多くあります。

2位 利用した人の口コミ

  • 口コミで業者の態度などがわかるから(20代 女性)
  • 普段から口コミをよく参考にしているから(30代 男性)
  • 口コミは実際に利用した人の声なので、対応の良し悪しがわかりやすく、判断材料として信頼できると考えました(60代以上 男性)

2位は「利用した人の口コミ」です。

利用者の口コミを確認できるのは「公式サイトに掲載されている体験談」のほか、「地図サイト・アプリ」「比較サイト」などです。

口コミをチェックする理由としては、「担当者の対応がいいか知りたい」「生の声は信用できる」などが挙げられました。

また最近では普段から口コミを参考にする人も多いので、自然な流れで口コミを確認することもあると考えられます。

ただ口コミは「情報が古い」「間違いや嘘がある」といった可能性も否定できないため、注意も必要です。

3位 買取までの流れ

  • 買取依頼から完了までの流れがまったくわからないので、最も知りたいと思ったからです(40代 男性)
  • 依頼から買取までの流れがわからなかったので、しっかりと把握しておきたかったからです(40代 男性)
  • 遠方での売却だったため、スムーズかつトラブルなくスピーディーに取引を完了させたかったためです(50代 男性)

「買取までの流れ」が3位です。

空き家の買取は多くの人にとって、めったにない取引です。

そのため買取までの流れがわからないことも、少なくありません。

おおまかな流れがわからないままだと不安なので、どのような査定や契約が進んでいくのかをしっかりチェックした人もいました。

とくに遠方にある空き家を売却する場合などは、「現地に行く必要があるのか」「行く必要があるとしたら、どのタイミングか」などを知っておくと安心です。

同率3位 かかる費用

  • 業者によって差があるから(20代 男性)
  • 売却後に追加費用が発生しないか、不安だったため(30代 男性)
  • 追加費用が少なく済む業者を選びたいと考えました(50代 女性)

「かかる費用」も3位です。

空き家を買い取ってもらう場合には、業者に直接空き家を買い取ってもらうため、仲介手数料は発生しません。

ただ、室内に残った家財の処分費用などが別途かかってくることもあるため、費用について確認した人も多くいました。

かかる費用を把握しておかないと、売却で得た利益から経費が出ていってしまうので、手元に残るお金が少なくなります。

なお「室内に残った家財の処分費用」や「解体費用」を考慮し、追加費用の発生しないかたちで買取価格を提示する買取業者もあります。

5位 写真

  • 写真からわかる情報が多いから(20代 女性)
  • 口コミだけだと、サクラかもしれないから(30代 女性)

5位は「写真」でした。

買取業者の公式サイトには、多くの写真も掲載されています。

例えば「実際に買取した空き家の写真」や「現地調査でどんなことをするのかのイメージ写真」「担当者の顔写真」などです。

買取事例の写真があれば、信ぴょう性が高まります。

また自分が売りたい空き家の状態とも比べられるメリットもあります。

空き家買取業者を選ぶ際にもっと見ておくべきだった情報は「買取にかかる時間」

空き家買取業者を選ぶ際にもっと見ておくべきだった情報

「空き家買取業者を選ぶ際にもっと見ておくべきだった情報」を聞いたところ、1位は「買取にかかる時間(21.9%)」でした。

2位は「かかる費用(17.8%)」です。以下5位までは、同率3位「他社との比較材料(9.6%)」、「査定の内訳(9.6%)」、5位「買取までの流れ(6.8%)」という結果でした。

時間、費用、査定の内訳、買取までの流れなど、取引を進めていくうえで必要な情報が多くランクインしています。

「空き家買取業者を選ぶ際にしっかり見た情報ランキング」では、買取実績や口コミなど、業者を信頼できそうかを判断する情報が上位でした。

一方で「足りなかったな」と考えられているのは、より実務的なレベルの情報となっています。

取引を進めるなかで、細かな部分がわからなかったり引っかかったりした人も多いと推測できます。

1位 買取にかかる時間

  • スケジュール感が遅いと感じたので、早く効率よくやってくれる業者さんがよかったとは思います(20代 女性)
  • 各手続きにかかる時間(30代 女性)
  • 動きの速さや機敏さ(40代 男性)

1位は「買取にかかる時間」でした。

「買取の流れ」は業者選びの時点でしっかり見た人もいました。

ただ流れが大体わかっても、それぞれの工程にどれくらいの時間がかかるのかはまた別の情報となります。

必要な工程は変わらなくても、各工程にどれくらいの時間がかかるのかは、空き家の状況や業者の体制によって異なるからです。

実際に利用してみて「予想より時間がかかった」と感じ、不満をもった人もいました。

2位 かかる費用

  • 引き渡し時に処分費用・手数料などが別途発生しないかの確認(30代 女性)
  • 「買取が成立したあとに発生する各種税金の負担割合」や「室内に残してしまった家具や家財道具の処分費用」が、どこまで買取価格に含まれているのか、もっと細かく確認しておくべきでした(30代 女性)
  • 手数料や追加費用の有無などを事前に把握しておけば、より納得して進められたと思います(60代以上 男性)

2位は「かかる費用」です。

買取業者によっては、「買取金額」と「残置物の撤去費用」などをわけて買取価格を提示することがあります。

買取に際してかかる費用があるのに把握していないと、取引が進んでから「お金がかかるの?」と驚いてしまうことになりかねません。

「追加費用がかかるのではないか」と思いながら取引を進めるのも、不安ですね。

そのため業者選定時や取引開始前の段階で、売却者側が支払う費用の有無について、確認しておけばよかったと感じた人もいました。

3位 他社との比較材料

  • 急いでいたので、もう少しいろんな会社を見たかった(20代 男性)
  • 業者によって条件が違うため、複数社から見積もりを取って比較することも大切だと感じました(30代 女性)

「他社との比較材料」が3位です。

「対応エリア」「得意としている物件」「買取価格」「買取までのスピード」は、買取業者によってさまざまです。

そのため、自分の売りたい空き家に適している業者はどこなのかを、複数社を比較したうえで決めたかったという人もいました。

なお複数社を比較できなかった理由としては「急いでいた」などが挙げられています。

同率3位 査定の内訳

  • 買取価格の決まり方や諸費用の内訳(30代 女性)
  • 土地・建物の価格割合い(60代以上 男性)
  • 買取価格の内訳を、もう少し細かく確認しておくべきでした(60代以上 男性)

もうひとつの3位は「査定の内訳」でした。

買取価格全体だけを見ても、「買取価格から諸費用が引かれているのか、いないのか」「諸費用の設定が妥当なのか」がわかりません。

また査定額の内訳を見ると、建物と土地がそれぞれどれくらい評価されているのかを知れる可能性もあります。

もしそれぞれの査定額が相場から離れているものだった場合には、別の業者から見積もりをとるなどの対応が可能です。

納得感のある取引のためには、査定額の内訳まで確認しておく必要があります。

5位 買取までの流れ

  • 手続きの進め方(20代 女性)
  • 買取までの流れと手順(60代以上 女性)

5位は「買取までの流れ」でした。

空き家の買取では「査定」「見積もり」「必要書類の準備」「決済」「引き渡し」などの工程があります。

上記のような流れがわかっていないと、「次に自分がなにをしたらいいのかわからない」と不安になってしまいます。

反対に流れがわかっていると、必要な書類を前もって用意するなどしてスムーズに動け、買取までの時間を短縮できる可能性もありますね。

流れを知らなかったことで戸惑ってしまい、ちゃんと調べておけばよかったと感じた人もいると推測できます。

まとめ

アンケートの結果、空き家買取業者を選ぶ際には、公式サイトや口コミサイトで「買取実績」や「口コミ」を確認した人が多くなりました。

一方で利用後に、もっと確認しておけばよかったと感じられているのは、「買取にかかる時間」「費用」「査定の内訳」などです。

事前には「業者を信頼できるか判断するための情報」、取引中には「実際の取引に直結する情報」が重視されているとわかります。

空き家買取業者を選ぶ際には、業者が信頼できるかをチェックしたうえで、実際の取引に関わる細かい情報も集めておくと、後悔を減らすことにつながると言えます。

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