空き家の掃除に必要な道具
空き家の掃除を自分でする場合、必要な道具は以下のとおりです。
なお、日常の家掃除で使っている道具がある場合、それを代用することも可能です。
- ゴミ袋(ポリ袋)
- 軍手
- 室内用スリッパ
- マスク
- ほうき・ちりとり
- はたき
- 雑巾・モップ
- 掃除機(バッテリータイプ)
- スポンジ・住居用洗剤セット
- 草刈り機
空き家の掃除を自分でする場合の費用相場
先ほど紹介した道具をすべて揃える場合、掃除にかかる費用は以下のとおりです。
| アイテム | 価格帯(税込・目安) |
|---|---|
| ゴミ袋(ポリ袋) | 300 ~ 800 円 |
| 軍手 | 200 ~ 500 円 |
| 室内用スリッパ | 500 ~ 1,500 円 |
| マスク(1枚あたり) | 10円〜200円 |
| ほうき・ちりとり | 1,200 ~ 2,500 円 |
| はたき | 300 ~ 1,000 円 |
| 雑巾・モップ | 500 ~ 1,200 円 |
| 掃除機(バッテリータイプ) | 5,000 ~ 15,000 円 |
| スポンジ・住居用洗剤セット | 300 ~ 800 円 |
| 草刈り機 | 8,000 ~ 25,000 円 |
空き家の掃除でやるべきこと
空き家の掃除は、建物の劣化や売却活動への悪影響、近隣住民とのトラブルを未然に防ぐうえで重要です。
ここからは、具体的にどのようなことをすべきか解説していきます。
荷物の整理
空き家の売却を前提とした掃除をする場合は、荷物の整理も併せて行いましょう。
残っている荷物を片づけるとき、不動産の権利証や預金通帳、遺品などの「残すもの」と使わない家具や家電、衣類などの「処分するもの」に分類します。
分類ができたら、各自治体のルールに則り、ゴミを処分していきましょう。
空き家の荷物整理の手順については、以下の記事でくわしく解説しております。

郵便物の回収・処分
空き家に郵便物が溜まっていると、「誰も住んでいない家」だと周囲に知られてしまい、空き巣や放火のターゲットにされるリスクが高まります。
そのため、ポストにチラシをはじめとした郵便物をためないようにする必要があります。
ただし、投函口をふさぐ方法は、第三者に空き家であることを知らせているのと同じため、適切な対処法とはいえません。
空き家が自宅から近い場合をはじめ、可能な限り定期的に郵便物を回収しましょう。
部屋の換気・通風
空き家にこもった湿気を除去するために、定期的な換気は欠かせません。
通常の住宅と違い、空き家は湿気がこもりやすい状態です。
湿気がある状態で放置すると、カビの発生や木材の腐食、シロアリ被害が生じる恐れがあります。
室内の空気を入れ替えることで、カビやシロアリ被害などの発生を防ぎ、建物の劣化を抑えましょう。
なお、換気を終えた後は、必ず全ての窓と扉を施錠したか確認しましょう。
換気扇がある場合は、つけっぱなしにすることで湿気対策ができます。
空き家の換気扇をつけっぱなしにするメリットと注意点については、以下の記事で解説しております。

害虫・害獣の駆除
害虫や害獣が住み着いている場合は、速やかに駆除を行いましょう。
ゴキブリやネズミは下水道をはじめ不衛生な場所を移動するため、体表や糞尿を通じてサルモネラ菌などの病原菌を拡げます。放置すると空き家に訪れた際、健康被害を受けるリスクが高まります。
また、ネズミは電気配線をかじるので、漏電による火災が起き、近隣住民に被害を与えかねません。
もし、害虫や害獣を発見したら、殺虫剤などを使った駆除作業をしましょう。
害虫・害獣の予防や駆除方法を知りたい方は、下記にまとめてましたので、ご自身の状況にあった記事を参考にしてみてください。



キッチン・洗面所の通水
空き家訪問時、キッチン・洗面所などの蛇口を開けて、水を流しましょう。
排水口は、下水からの悪臭と害虫・害獣を防ぐための排水口の中に水があります。長期間水を流さずにいると、中の水が蒸発してしまいます。
その結果、悪臭の充満と害虫・害獣の侵入を防ぐ結果につながりかねません。
また、排水口に水を流さないことにより、配管内にサビが蓄積し、水道管の破損につながる恐れがあります。
月に一度は、キッチンや洗面所、浴室などの排水口に数分間水を流しましょう。
キッチン・洗面所の通水をはじめ、空き家の水道の維持管理が重要な理由は、以下の記事にて解説しております。

水回りの汚れ・カビの除去
水回りに汚れやカビが発生しているのを見つけた場合は、通水と同時に掃除も行いましょう。
浴室やキッチン、洗面所などの水回りは、湿気がこもりやすく、カビや水アカが特に発生しやすい場所です。
これらの汚れを放置すると、見た目が悪くなり、購入希望者の内覧時に悪い印象を与える可能性があります。
見つけた場合は、市販のカビ取り剤や重曹を使って除去しましょう。
なお、広範囲に広がったカビや、目地に入り込んだ頑固なカビ・汚れは、掃除業者に依頼して落としてもらいましょう。
空き家に生えたカビ対策については、以下の記事を参考にしてみてください。

床・壁の掃き掃除・拭き掃除
掃き掃除で床や壁、家具の上のホコリを取り除いていきます。
掃き掃除をする際は、高い場所から低い場所へ移動しながら落としていくのが基本です。
はたきやハンディモップを使い、天井や家具の上のホコリを床に落としましょう。
床に落ちたホコリは、ほうき・ちりとり、または掃除機で取り除きます。
床のホコリを除去したら、最後に床全体を雑巾で水拭きをします。
なお、掃き掃除・拭き掃除をする際は、ほこりを吸い込まないようにマスクをしましょう。
電気・各設備の点検
空き家を訪問した際は、漏電していないか電気設備の点検もしましょう。
漏電の原因は、空き家にある電化製品の配線の老朽化、またはネズミをはじめとした害獣による配線の損傷です。
放置してしまうと、空き家の火災の原因となり、近隣住民に被害を与えかねません。
漏電をはじめ電力が過剰に供給されたとき、ブレーカーが落ちる仕組みとなっています。
通電した際、ブレーカーが落ちた場合は家の中のいずれかの配線が漏電している可能性があります。
分電盤にてどの配線が漏電しているのか確認しましょう。
庭・外壁の手入れ
空き家の管理は家の中だけではありません。庭・外壁の手入れも重要です。
庭の草木が伸び放題になっていると、害虫や害獣が住み着き、糞尿により周辺の生活環境が悪化する恐れがあります。
また、掃除されていない外壁はコケやカビが発生して、外観の印象が悪くなります。
その結果、購入希望者の意欲を削ぐことにつながりかねません。
庭の雑草は草刈りや除草剤を使い、定期的に除去し、庭木は業者に選定作業を依頼しましょう。
また、外壁は高圧洗浄機のレンタルを活用することで、効率よく掃除が可能です。(ケルヒャーのレンタル などで高圧洗浄機を借りることができます。)
空き家の庭の草刈りについては以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてください。

空き家の掃除を業者に依頼する場合の費用相場
空き家の定期的な掃除・点検を代行してくれるサービスに依頼する場合、1回あたりの費用はおよそ1万円~1.5万円です。
空き家の中の家具・家電の処分と掃除を代行してくれる業者に依頼する場合は、間取りにより以下のとおり変わってきます。
| 間取り | 費用相場の目安 |
|---|---|
| 1R | ¥30,000〜¥80,000 |
| 1DK | ¥50,000〜¥120,000 |
| 1LDK | ¥70,000〜¥200,000 |
| 2DK | ¥90,000〜¥250,000 |
| 2LDK | ¥120,000〜¥300,000 |
| 3DK | ¥150,000〜¥400,000 |
| 3LDK | ¥170,000〜¥500,000 |
| 4LDK以上 | ¥220,000〜要見積もり |
ただし、処分する家財が多い場合、上記の目安を超える可能性があります。
おすすめの空き家の掃除業者
空き家の定期的な掃除と点検を代行したい場合のおすすめの掃除業者は以下のとおりです。
換気や清掃、水回りの通水などの室内管理作業や草木の確認、郵便物回収を空き家所有者に代わりに対応してくれます。
業者によっては、オプション追加により庭の草むしりも対応可能です。
おすすめの空き家の片付け業者
空き家の中の荷物を整理したい場合におすすめの片付け業者を一部紹介します。
不用品回収以外に遺品整理やハウスクリーニングのサービスを提供しています。
荷物が大量にある場合や大きな家具・家電の処分が困難な場合はぜひ利用を検討しましょう。
その他の空き家片付け業者の比較検討をしたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

空き家を掃除しないとどうなる
空き家の掃除は手間と費用が少なからず生じるため、面倒に感じる人もいるかもしれません。
しかし、定期的に掃除をしないと、以下のマイナスの影響を受けてしまう恐れがあります。
カビや害虫が発生する
掃除していない空き家は、カビや害虫が発生して、不衛生な状態に陥ります。
空き家は定期的に換気しないと、湿気を逃がすことができません。
とくに、梅雨の時期は湿度が高くなるため、窓を閉め切っている空き家はカビが繁殖しやすい条件が整っています。
湿気がある状態で放置すると、畳や押し入れ、水回りがカビだらけになってしまいます。
また、空き家は基本水を使わないため、排水口に水が通りません。通水されない状況が続くと、排水口からゴキブリをはじめとした害虫が侵入、繁殖する恐れがあります。
定期的に空き家に訪問し、換気と通水を行いましょう。
経年劣化が進むことで売却しづらくなる
空き家の定期的な掃除・管理を怠ると、家の劣化が早く進行し、資産価値の低下により売却しづらくなります。
前述したとおり、空き家の掃除において換気がされないと、湿気がこもり、カビが繁殖します。
湿気とカビがあることにより、木材の腐食が進行し、家全体の劣化につながってしまうのです。
本来なら売れるはずの家でも、売却が難しい状態に陥ってしまいます。
ゴミを不法投棄されやすくなる
空き家の庭掃除を疎かにすると、ゴミの不法投棄をされるリスクが高まります。
庭掃除をしないことで、雑草が生い茂った状態で放置されます。
この状態は、不法投棄されたゴミが目立たない格好の場所です。
そのため、不法投棄する人が次々とゴミを捨ててしまう可能性が高まります。
ゴミを捨てられてしまうと、草刈りだけでなく、ゴミの処分も自分で行わなければなりません。
庭に捨てられたゴミを処分する手間を増やさないためにも、空き家訪問時、庭掃除は欠かさずにしましょう。
空き家を掃除する頻度
換気や床掃除など空き家を掃除する頻度は、月1回を目安にしましょう。
掃除していない期間が1か月を超えると、カビや害虫の発生を予防することができません。
汚れが蓄積するため、かえって掃除の手間が増えてしまうでしょう。
また、空き家の掃除頻度が少なすぎると、劣化の進行が早まり、家の売却が難しくなります。
1回あたりの掃除の手間を減らすためにも、1か月ごとに空き家の掃除をしましょう。
空き家の掃除を面倒に感じる場合の対処法
家の状態を良好に保つうえで、空き家の掃除は必須です。
今後使う予定のない場合でも、家の売却に影響を及ぼすため、少なくとも月1回は空き家に訪問、掃除をしましょう。
しかし、買い手が見つかるまでの間、欠かさず掃除をすることに対して負担に感じる方もいるでしょう。
とくに、遠方に空き家がある場合、掃除のためだけに足を運ぶのは、肉体的にも金銭的にも負担は大きいはずです。
手放す予定の家のために掃除するのが面倒な場合は、不動産買取業者に買取の相談・査定をしましょう。
家の中に使わない家具・家電、荷物が残っていても、そのままの状態で買取可能です。
アルバリンクは、これまで家具・家電が残っている空き家を買い取ってきた実績があります。
お客様からの評判も高く、グーグル口コミ上では感謝の声を多くいただいております。
空き家の掃除が困難な方、あるいは面倒な方は、一度お気軽にご相談ください。
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まとめ
空き家の掃除は、家の劣化やカビ・害虫の発生を防ぐうえで必須です。
月1回を目安に換気や通水、床・壁の掃除を定期的に行いましょう。
空き家が遠方にあり、通うのが難しい場合、業者に依頼するのがおすすめです。
なお、今後家を使う予定のない場合は売却を検討しましょう。
とくに、築古や利便性に欠ける場所に位置する空き家の売却は、不動産買取業者に依頼しましょう。
アルバリンクは、老朽化した家や中心街から離れた立地の家も買い取ってきた実績があります。
使う予定のない家をスピーディーに手放したい方は、ご連絡ください。
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