雪で空き家が倒壊する前に!リスクと保険・対策まとめ

冬の積雪、空き家の管理は大丈夫ですか?

放置された空き家は雪の重みで倒壊するリスクが高く、実際に事故も発生しています。

さらに、落雪による通行障害や物損事故、歩行者への危険、損害賠償責任が発生する可能性もあります。

本記事では、空き家の積雪が引き起こすリスクと、火災保険の適用範囲について解説します。

また、倒壊を防ぐために自分でできる除雪方法や、専門業者への依頼についても詳しく紹介します。

空き家を守るための適切な対策を知り、冬の災害を防ぎましょう。

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空き家は雪で倒壊するリスクがある

冬季に積雪が多い地域では、空き家が雪の重みに耐えきれず倒壊するリスクが高まります。

管理されていない建物は老朽化が進んでいることが多く、雪の影響を受けやすいためです。

ここでは、積雪による空き家の倒壊リスクについて詳しく説明ます。

雪の重みによる建物への影響

建物の倒壊

屋根に積もった雪の重みは、建物全体に大きな負担をかけます。

特に、老朽化した空き家では、屋根の補強が不十分な可能性があります。

その場合、積雪の重さによって梁や柱が歪んだり、ひび割れが発生したりする危険があります。

また、積雪が続くと、屋根や外壁にひびが入る可能性があります。

雪の重みで窓枠やドアのゆがみを引き起こし、最終的には建物の一部が崩れる危険性も高まります。

さらに、屋根に雪が積もったままだと、溶けた雪が氷となり、雨漏りや破損の原因にもなるのです。

このように、雪の重みは建物にさまざまな影響を与えます。

積雪による空き家の倒壊事故

積雪の影響で実際に空き家が倒壊した事例も報告されています。

長期間放置された建物では、屋根の補強や雪下ろしが行われず、積もった雪の重さに耐えきれず倒壊するケースが発生しています。

25日朝、新潟県魚沼市でかつて旅館の従業員の寮として使われ、空き家となっていた建物が倒壊しました。連日の大雪で建物周辺は4メートル近い積雪となっている場所もあるということで、警察は雪の重みで倒壊した可能性があるとしています。

引用元:NHK

特に、豪雪地帯では積雪が建物の耐久性に与える影響が大きいです。

雪による倒壊リスクを減らすためには、定期的な点検や雪下ろしを行い、必要に応じて屋根の補強や修繕を検討することが必要です。

しかし、誰も住まない空き家の雪下ろしや点検をするのは大変だと思いませんか?

積雪による空き家の倒壊が心配な方は、空き家を売却するのがおすすめです。

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空き家の積雪がもたらす倒壊以外の6つのリスク

前述の通り、空き家は積雪により倒壊するリスクがありますが、それ以外にもさまざまな危険が潜んでいます。

倒壊以外のリスクは下記の6つです。

  • 落雪による通行障害
  • 雪崩による物損事故
  • 落雪の危険と歩行者被害
  • 雪による損害賠償リスク
  • 雪下ろし時の転落事故
  • 特定空き家の指定

以下で詳しく説明します。

落雪による通行障害

積もった雪が屋根から落ちると、道路や歩道が塞がれ、通行の妨げになります。

特に、人通りの多い場所や車両の往来がある道路沿いでは、落雪による交通障害が発生する危険性が高まります。

放置された空き家の屋根には雪が大量に積もり、一度に落ちることで道路を塞いだり、車両の運行を妨げたりする可能性があります。

また、除雪作業が必要になり、自治体や周辺住民に負担をかけることにもつながります。

雪崩による物損事故

屋根に積もった雪が一気に滑り落ちると、周囲の建物や駐車中の車に衝突し、物損事故を引き起こす恐れがあります。

特に、老朽化した空き家では、雪止めが設置されていなかったり、劣化して機能していなかったりする場合があります。

そのため、突然の落雪による被害が発生しやすいのです。

また、積雪の多い地域では、落雪によって隣接する住宅の窓ガラスが割れたり、カーポートや塀が破損したりする可能性もあります。

空き家の管理が不十分な場合、こうした被害が発生してもすぐに対応できないため、被害が拡大するリスクもあります。

落雪の危険と歩行者被害

落雪は通行障害や物損事故だけでなく、歩行者にも危険を及ぼします。

積もった雪が突然落下すると、通行人に直撃し、重大な事故につながる可能性があります。

特に、商店街や住宅街の狭い道路沿いにある空き家では、歩道を歩く人が落雪の被害を受けるリスクが高まります。

また、凍った雪の塊が落ちると、頭部や肩に直撃した際に大けがを負う可能性もあります。

空き家の積雪によるリスクは、倒壊だけでなく、周囲の安全にも大きな影響を与えてしまうのです。

雪による損害賠償リスク

空き家の積雪が原因で、周囲の建物や通行人に被害を与えた場合、所有者が損害賠償責任を問われる可能性があります。

屋根からの落雪が隣家の窓を割ったり、駐車中の車に損傷を与えてしまった場合は、空き家の所有者にその責任が問われることになります。

実際に、積雪による隣家家屋の倒壊で損害賠償となった事例があります。

積雪による隣家家屋の倒壊

引用元:日本住宅総合センター

こうしたリスクを避けるためには、こまめに除雪を行い、空き家を管理することが必要です。

しかし、定期的に空き家を訪れ管理するのは時間も労力もかかります。

空き家の定期的な管理が難しい方は、売却がおすすめです。

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雪下ろし時の転落事故

積雪が増えると、屋根の雪下ろしが必要になりますが、その作業中に転落事故が発生するリスクも高まります。

特に、老朽化した空き家は屋根の強度が低下しており、踏み抜きによる事故が起こる可能性があります。

また、雪の重みで屋根材が破損している場合、作業中に滑って落下する危険もあります。

特定空き家の指定

特定空き家とは?

長期間放置された空き家は、積雪の影響で倒壊の危険性が高まり、自治体から「特定空き家」に指定される可能性があります。

特定空き家とは、管理が不十分で周囲に悪影響を及ぼすと判断された空き家のことです。

特定空家に指定されると、行政からの指導や修繕命令が出され、改善されない場合は最終的に行政代執行による解体が行われることもあります。

尚、解体費用など、行政代執行の実施により発生した費用は空き家の所有者負担となるので注意が必要です。

実際に新潟県十日町市では、積雪により倒壊の危険性があると判断された空き家に対し行政代執行が行われ、建物の除去費用270万円が発生しました。

新潟県十日町市の行政代執行

引用元:国土交通省

また、空き家が特定空き家に指定されると、固定資産税の軽減措置が解除され、土地の固定資産税が6倍に増加する可能性があります。

このように、特定空き家に指定されると、金銭的な負担が大きくなる可能性があるのです。

空き家が雪で倒壊した場合の保険対応

前述した通り、積雪による空き家の倒壊は、建物の損壊だけでなく、周囲への被害や所有者の金銭的負担を伴う重大な問題です。

適切な保険に加入していれば、修理費用や損害賠償をカバーできる可能性がありますが、すべてのケースで補償されるわけではありません。

ここでは、火災保険の適用範囲や自己負担が発生するケースについて解説します。

火災保険でカバーできる範囲

火災保険には、火災だけでなく「風災・雪災・ひょう災」などの自然災害による被害を補償するプランが含まれていることが多く、積雪による倒壊も対象となるケースがあります。

具体的には、以下のような被害が補償される可能性があります。

  • 屋根や外壁が積雪の重みで破損した場合
  • 建物内部に雨や雪が入り込み、天井や壁に損傷を受けた場合
  • 雪崩の影響で住宅が倒壊した場合

事前に契約内容を確認し、必要に応じて保険の見直しを検討することが大切です。

自己負担が発生するケース

保険に加入していても、条件によっては自己負担が発生する場合があります。

主な例として以下の4つのケースが挙げられます。

  • 免責金額が設定されている場合
  • 老朽化が原因で倒壊した場合
  • 特定空家に指定されている場合
  • 契約内容に雪災補償が含まれていない場合

火災保険には一定の自己負担額(免責金額)が設定されていることがあり、被害額が免責金額を下回る場合は、保険金が支払われません。

また、すでに老朽化が進んでいた建物が積雪によって倒壊した場合、「自然災害ではなく経年劣化が原因」と判断され、補償の対象外となることがあります。

空き家の雪害リスクを最小限に抑えるためには、適切な保険加入と定期的な管理が欠かせません。

保険の適用範囲を事前に把握し、必要な対策を講じることで、万が一の被害にも冷静に対応できるよう準備しておきましょう。

しかし、人の住まない空き家のために、保険の内容把握や定期的な見直しをするのは大変だと思いませんか?

そんな方には、空き家の売却がおすすめです。

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空き家を雪の重みで倒壊させないための対策2選

積雪による空き家の倒壊を防ぐためには、適切な除雪対策が必要です。

対策としては、下記の2つの方法があります。

  • 自分で除雪を行う
  • 除雪専門業者へ依頼する

それぞれの方法を理解し、状況に応じた対策を行いましょう。

自分で除雪を行う

自分で除雪を行うことで、空き家の維持管理にかかる費用を抑えることができます。

ただし、前述した通り、屋根の雪下ろしには危険が伴うため、適切な方法で安全に作業することが求められます。

屋根の雪下ろしの必要性の確認

自分で除雪を行う場合、屋根から雪下ろしを行う必要があるかどうか確認しましょう。

積雪の目安として、一般的な住宅では1cm以上の積雪があると雪下ろしが必要とされています。

雪下ろしの目安

引用元:新潟県

また、湿った雪は軽い新雪よりも密度が高く、重さが倍以上になることもあるります。

尚、老朽化した住宅は通常の建物よりも倒壊・破損のリスクが高いため、注意が必要です。

状況に応じて早めの雪下ろしを検討しましょう。

適切な除雪方法と注意点

屋根の雪下ろしを行う際は、安全を確保しながら作業を進めることが重要です。

以下の5つのポイントに注意しましょう。

  • 複数人で作業する
  • 天候が悪い日は作業を控える
  • 滑りにくい靴や安全帯を使用する
  • 雪は屋根の中心部から少しずつ除去する
  • ハシゴはしっかり固定して足場を安定させる

条件が整わない場合は無理をせず、安全第一で除雪作業を行いましょう。

自分で雪下ろしを行うのは大変な作業です。

積雪による空き家の倒壊が心配な方は、空き家を売却するのも一つの選択肢です。

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除雪専門業者へ依頼する

自分での雪下ろしが危険と判断される場合は、専門業者に依頼するのが安全な選択です。

除雪のプロに任せることで、事故のリスクを避けつつ、効率的に作業を進めることができます。

費用は地域や作業範囲によって異なりますが、例えば、2人の作業員に雪下ろしの作業を依頼した場合、1回あたりの費用の相場は13,000円〜15,000円ほどです。

積雪が多い地域では、シーズン前に業者と契約し、定期的に除雪を依頼することも検討すると良いでしょう。

前述の通り、雪の重みによる空き家の倒壊は、所有者にとって大きな負担となるだけでなく、近隣の建物や通行人に被害を及ぼす可能性もあります。

自分で安全に除雪を行うか、業者に依頼するかを適切に判断し、空き家を適切に管理しましょう。

積雪による空き家の倒壊が心配な方はアルバリンクへの売却がおすすめ

空き家の雪害や倒壊が心配なら、早めに売却を検討するのも一つの選択肢です。

管理の負担やリスクを減らすためにも、まずは買取業者に査定を依頼し、適正な価格を確認してみましょう。

弊社「株式会社Alba Link(アルバリンク)」は、日本全国の幅広い訳あり物件を積極的に買い取っている買取業者です。

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実際に、廃墟化した空き家の買取も過去におこなっており、フジテレビの「イット」をはじめ、多くのメディアに特集されています。

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まとめ

この記事では、空き家が雪の重みによって倒壊するリスクや、積雪によるさまざまな被害について解説しました。

建物の老朽化が進んだ空き家は、雪の重みで倒壊しやすく、落雪や雪崩による事故、損害賠償のリスクも高まります。

さらに、適切に管理されていない場合、特定空家に指定される可能性もあるため注意が必要です。

空き家の雪害対策として、自分で定期的に除雪を行うか、専門業者に依頼する方法があります。

また、万が一の倒壊に備えて火災保険の適用範囲を確認しておくことも重要です。

早めの対策を講じ、空き家の安全を守りましょう。

この記事の監修者

株式会社AlbaLink 代表取締役 河田 憲二

株式会社AlbaLink社長の河田憲二です。弊社は空き家やなど訳あり物件の買取再販を行う不動産業者です。弊社が運営しているサービスサイトである「訳あり物件買取プロ」の運営者も務めています。同社は東京証券取引所東京プロマーケット市場にも上場している不動産会社になります。

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