空き家にゴキブリが発生する4つの原因
空き家を長期間放置していると、ゴキブリが発生するリスクが高まります。
空き家にゴキブリが発生する原因は下記の4つです。
- 侵入経路が開いている
- 湿気が多く繁殖しやすい
- 食べ物の残骸やゴミが放置されている
- 天敵がいないため増えやすい
以下で詳しく解説します。
侵入経路が開いている
ゴキブリはわずかな隙間からでも室内に侵入することができます。
特に、玄関や窓の隙間、換気口、排水口などが開いたままだと、ゴキブリが簡単に入り込んでしまいます。
また、外部のゴミ置き場や隣家からゴキブリが移動してくることもあります。
湿気が多く繁殖しやすい
ゴキブリは湿気の多い環境を好みます。
空き家では換気が行われず、湿気がこもりやすいため、ゴキブリにとって繁殖しやすい状態になります。
特に、浴室やキッチンのシンク下、排水周辺などは湿度が高く、ゴキブリが住みつきやすい場所です。
また、結露が発生しやすい窓際や押し入れの中も注意が必要です。
食べ物の残骸やゴミが放置されている
ゴキブリは食べ物のカスや生ゴミをエサにして繁殖します。
空き家に食品が放置されていたり、ゴミが溜まっていると、ゴキブリの発生を助長してしまいます。
特に、ペットフードや調味料の残り、食品のパッケージなどがあると、それだけでゴキブリのエサになってしまいます。
また、室内にホコリやチリがたまるとゴキブリの住処になりやすいです。
天敵がいないため増えやすい
空き家では人間という最大の天敵が不在であるため、ゴキブリが安心して繁殖しやすい環境となります。
人が住んでいる家では、定期的な掃除や殺虫剤の使用などでゴキブリの発生が抑制されますが、空き家ではこれらの対策が行われないため、ゴキブリが増えやすくなります。
さらに、人の出入りがないことで、ゴキブリが隠れやすく、駆除の機会も少なくなります。
その結果、一度発生すると短期間で大量に増える可能性があります。
空き家でゴキブリを増やさないようにするためには、定期的に訪問し、点検することが不可欠です。
しかし、空き家に定期的に訪れることが難しい方もいるでしょう。
そんな方には、空き家の売却がおすすめです。
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空き家のゴキブリを放置する3つのリスク
空き家のゴキブリを放置するリスクは下記の3つです。
- 害虫が増え衛生環境が悪化する
- 隣家に広がりトラブルの原因になる
- 感染症リスクが高まる
以下で詳しく解説します。
害虫が増え衛生環境が悪化する
空き家に発生したゴキブリを放置すると、害虫の数が増え、衛生環境が著しく悪化します。
ゴキブリの死骸が放置されると異臭を放ち、害虫を呼び寄せる原因となるからです。
管理されていない空き家は、ホコリやゴミが溜まり、ゴキブリのエサとなる有機物が増加します。
また、水回りの劣化による水漏れや結露が発生しやすく、湿気を好むゴキブリにとって理想的な環境が整ってしまいます。
その結果、ゴキブリの数が急増し、糞や死骸が蓄積されることで、悪臭やカビの発生を引き起こし、空き家の衛生環境が著しく悪化するのです。
適切な清掃や換気を行わないと、害虫が住みつきやすい環境が整ってしまうため、定期的な管理が求められます。
隣家に広がりトラブルの原因になる
ゴキブリは移動範囲が広く、1つの建物内だけでなく、隣家や周辺の住宅にも侵入する可能性があります。
特に、空き家の近くに飲食店や食品を取り扱う店舗がある場合、ゴキブリが移動してしまうことで衛生面のトラブルが発生することもあります。
隣家にゴキブリが侵入すると、近隣住民との関係悪化につながり、クレームやトラブルの原因となることも考えられます。
最悪の場合、行政から指導が入ることもあり、放置することで問題が拡大する可能性があります。
感染症リスクが高まる
ゴキブリは単なる害虫ではなく、さまざまな細菌やウイルスを媒介する危険な生物でもあります。
ゴキブリが運ぶ可能性のある病原菌や、それによって引き起こされる感染症には以下のようなものがあります。
病原菌 | 感染症 | 症状 |
---|---|---|
サルモネラ菌 | サルモネラ感染症 | 激しい腹痛や下痢、発熱、嘔吐 |
赤痢菌 | 細菌性赤痢 | 下痢や発熱、腹痛 |
ピロリ菌 | ピロリ菌感染症 | 胃もたれや吐き気、食欲不振 |
O-157 | 腸管出血性大腸菌 | 激しい腹痛や嘔吐、発熱 |
参照元:フマキラー
特に、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、健康への影響を考慮し、害虫対策を徹底することが求められます。
適切な管理と早めの対策を行い、空き家を清潔な状態に保つようにしましょう。
空き家にゴキブリがいるか確かめる4つの方法
ゴキブリを目視で見つけるのは難しいこともあり、適切な方法で確認することが重要です。
空き家にゴキブリがいるかどうかを確かめるための方法は下記の4つです。
- 粘着シートを設置する
- 家具や家電の裏を確認する
- 照明を消して動き出すか観察する
- ゴキブリのフンや抜け殻を探す
以下で詳しく説明します。
粘着シートを設置する
ゴキブリの存在を確認する最も簡単な方法の一つが、粘着シートを設置することです。
市販のゴキブリトラップをゴキブリが通りそうな場所、例えばキッチンや排水口の近く、家具の裏などに置いておくと、捕獲されたゴキブリの有無で発生状況を判断できます。
身動きできないデコボコ粘着シート、足の汚れがおちる足ふきマット、強力誘引剤でゴキブリをしっかり捕獲します。引用元:アース製薬|ごきぶりホイホイ+
数日間放置してゴキブリがかかっていれば、空き家の中に生息している可能性が高いと考えられます。
家具や家電の裏を確認する
ゴキブリは暗くて狭い場所を好むため、家具や家電の裏側に潜んでいることが多いです。
特に、冷蔵庫の裏や流し台の下、テレビ台や本棚の裏などは要注意です。
ゴキブリの痕跡として、黒いフンや抜け殻が見つかることがあります。
こうした場所を重点的にチェックし、隠れていないか確認することが重要です。
照明を消して動き出すか観察する
ゴキブリは夜行性であり、暗くなると活動を始めます。
そのため、室内の照明をしばらく消した後、突然つけてみることで、ゴキブリの動きを観察できます。
キッチンやリビング、廊下などに素早く動く影が見えた場合、ゴキブリが生息している可能性が高いです。
この方法は、直接ゴキブリを目撃することができるため、より確実な判断ができます。
ゴキブリのフンや抜け殻を探す
ゴキブリがいる場合、その痕跡としてフンや抜け殻が残されています。
ゴキブリのフンは黒い砂粒のような形をしており、特に壁の隅や棚の裏、家電の周辺に溜まっていることが多いです。
また、成長過程で脱皮するため、抜け殻が落ちていることもあります。
これらの痕跡を発見した場合、すぐに駆除対策を講じることが必要です。
空き家のゴキブリ駆除方法4選
空き家を長期間放置すると、ゴキブリが発生しやすくなります。
ゴキブリは繁殖力が強く、一度住みつくと数が急増するため、早めの対策が必要です。
駆除方法にはいくつかの選択肢があり、状況に応じた方法を取ることが重要です。
空き家で効果的なゴキブリ駆除の方法は以下の4つです。
- 殺虫剤を使う
- くん煙剤で一斉駆除する
- 毒エサを設置する
- 専門業者に依頼する
以下で詳しく説明します。
殺虫剤を使う
手軽にゴキブリを駆除したい場合は、殺虫剤の使用が効果的です。
市販のスプレータイプの殺虫剤を使えば、ゴキブリを見つけた瞬間に駆除できます。
また、侵入しやすい場所や、ゴキブリが好む暗所に噴射しておくことで、発生を抑える効果も期待できます。
有効成分イミプロトリンの速効効果でゴキブリを秒速ノックダウンさせ、逃げる余裕を与えず駆除します。
殺虫剤には即効性がある一方で、使用後の換気が必要になるため、定期的に空き家を訪れることが難しい場合は別の方法と併用するのがよいでしょう。
空き家を定期的に訪れるのは難しいという方は、売却するのも一つの選択肢です。
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くん煙剤で一斉駆除する
ゴキブリの発生が広範囲に及んでいる場合は、くん煙剤を使って一斉駆除するのが効果的です。
くん煙剤は煙やミスト状の薬剤を室内に充満させ、家具や家電の隙間に潜んでいるゴキブリにも作用します。
薬剤がお部屋のすみずみまで行き渡り、ゴキブリ等にしっかり効きます。水を使うタイプなので、汚れ、ニオイ残りもありません。
使用する際は、火災報知器を覆う、食品を事前に片付けるなどの準備が必要です。
また、くん煙剤は即効性があるものの、卵には効果がないため、一定期間後に再度実施することで完全な駆除につながります。
毒エサを設置する
ゴキブリの発生を長期的に抑えたい場合は、毒エサの設置が有効です。
毒エサは、ゴキブリが食べることで駆除できるだけでなく、巣に持ち帰ることで仲間にも影響を与える仕組みになっています。
特に、殺虫剤やくん煙剤では届かない壁の裏や床下などに潜むゴキブリにも効果を発揮します。
優れた12の効果でメスの持つ卵、薬剤抵抗性ゴキブリ、巣のゴキブリにも置いたその日から効き、巣ごとまるごと退治できます。
キッチンの隅や排水口周辺、家具の裏などゴキブリが好む場所に置くことで、効果的に駆除を進めることができます。
専門業者に依頼する
ゴキブリの発生が深刻な場合や、自分で駆除するのが難しい場合は、害虫駆除の専門業者に依頼するのが確実です。
業者に依頼することで、専用の薬剤や機材を用いて徹底的に駆除してもらえるだけでなく、再発防止のアドバイスも受けられます。
また、ゴキブリ以外の害虫の発生リスクについても調査してもらえるため、空き家を長期間放置する場合には、専門家の力を借りることも検討するとよいでしょう。
ゴキブリの発生を防ぐためには、駆除だけでなく、定期的な清掃や換気、侵入経路の遮断も重要です。
状況に応じた適切な対策を講じ、空き家を清潔に保ちましょう。
空き家のゴキブリ予防対策4選
前述の通り、ゴキブリは湿気の多い環境やエサとなるゴミがある場所を好み、侵入経路が確保されていると簡単に室内に入り込んでしまいます。
発生を防ぐためには、適切な管理と予防対策が欠かせません。
空き家のゴキブリ予防に効果的な方法は下記の4つです。
- 換気をして湿気を減らす
- 排水管の通水を定期的に行う
- 不要なゴミを処分する
- 隙間を塞いで侵入を防ぐ
以下で詳しく解説します。
換気をして湿気を減らす
ゴキブリは湿度の高い場所を好み、特にキッチンや浴室などの水回りに集まりやすい傾向があります。
空き家では換気が行われないと湿気がこもり、ゴキブリが繁殖しやすい環境になってしまいます。
そのため、定期的に窓を開けて空気を入れ替え、室内の湿度を下げることが重要です。
特に梅雨の時期や雨の日が続いた後は、湿気が溜まりやすいため、換気の頻度を増やすと良いでしょう。
除湿剤や換気扇を活用するのも効果的です。
排水管の通水を定期的に行う
排水管の内部が乾燥すると、下水道からゴキブリが侵入するリスクが高まります。
ゴキブリは狭い隙間からでも侵入できるため、排水管が封水されていない状態が続くと、そこを経由して家の中に入ってきてしまいます。
これを防ぐためには、定期的に水を流して排水トラップを維持することが大切です。
特に、キッチンや洗面所、浴室、トイレの排水口は忘れずに通水し、排水管を清潔に保つよう心がけましょう。
不要なゴミを処分する
前述の通り、ゴキブリは食べ物のカスや生ゴミだけでなく、紙くずやダンボール、ホコリなども住処にします。
空き家に不要なゴミを放置していると、ゴキブリのエサや隠れ家となり、繁殖を助長してしまいます。
そのため、空き家を管理する際は、不用品を整理し、ゴミをため込まないことが重要です。
特に、食品のパッケージや古い家具、ダンボールは定期的に処分するようにしましょう。
また、清掃を行い、室内のホコリや汚れを取り除くことで、ゴキブリの発生リスクをさらに減らすことができます。
しかし、人の住まない空き家のために、定期的に清掃を行うのは大変だと思いませんか?
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隙間を塞いで侵入を防ぐ
前述の通り、ゴキブリはわずかな隙間からでも侵入することができ、窓やドアの隙間、換気口、排水口などが開いていると、簡単に屋内に入り込んでしまいます。
空き家のゴキブリ対策として、これらの隙間をできる限り塞ぐことが重要です。
ドアや窓の隙間には防虫テープを貼り、換気口には防虫ネットを設置すると効果的です。
また、排水口には防虫キャップを取り付け、エアコンの配管周辺もチェックし、侵入経路を徹底的に遮断しましょう。
ゴキブリを予防するためには、湿気の管理、排水口のメンテナンス、ゴミの処分、侵入経路の遮断といった対策が必要です。
定期的な管理を行い、ゴキブリが発生しにくい環境を整えることで、空き家の衛生環境を維持することができます。
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まとめ
この記事では、空き家にゴキブリが発生する原因や、それを放置するリスク、効果的な駆除・予防対策について解説しました。
ゴキブリは湿気や食べ物の残骸を好み、侵入経路が開いているとどんどん繁殖してしまいます。
放置すると衛生環境の悪化や近隣トラブルの原因にもなるため、早めの対策が必要です。
定期的な換気やゴミの処分、隙間の封鎖などを行い、ゴキブリの発生を防ぎましょう。