売れない家の5つの特徴
不動産を売却しようとしても、なかなか買い手が見つからないというケースは少なくありません。
そうした物件には、いくつかの共通した特徴が見られます。
ここでは、売れにくい家にありがちな5つの特徴について説明します。
- 売り出し価格が相場より高い
- 築年数が古い
- 建物や設備が劣化している
- 間取りが特殊
- 立地条件が悪い
以下で詳しく解説していきます。
売り出し価格が相場より高い
売れにくい家の特徴の一つが、「価格設定が高すぎること」です。
売却価格が地域の相場と比べて高すぎる場合、多くの買主から検討の対象外とされてしまいます。
近年はインターネット上で簡単に価格比較ができるため、少しでも割高だと判断されると、内覧予約すら入らないこともあるのです。
価格の妥当性は、売却活動の初期段階で非常に大切な要素と言えるでしょう。
築年数が古い
築年数が古い住宅は、構造や耐震性、老朽化への不安などから買主に敬遠される傾向があります。
とくに木造住宅の場合は、シロアリや雨漏りなどのリスクも想定され、購入後の修繕費用を心配されることもあります。
加えて、古い建物は住宅ローンの審査が通りにくいという理由からも選ばれにくくなってしまいます。
築年数の経過は、物件の評価に大きく影響を及ぼすのです。
築年数が古く、なかなか家が売れないという方は、専門の買取業者への売却がおすすめです。
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建物や設備が劣化している
建物や設備の劣化は、家が売れにくくなる原因の一つです。
室内外の清掃が行き届いていなかったり、クロスの剥がれや床のきしみ、設備の故障が放置されていたりすると、買主に悪い印象を与えてしまいます。
とくに水回りの劣化は見た目だけでなく機能面への不安にもつながります。
古さだけでなく、管理が行われていないという印象を持たれると、購入を見送られる可能性が高まってしまうのです。
間取りが特殊
間取りが特殊な物件の場合、売れにくい可能性があります。
例えば、
- 部屋数が極端に多い
- 動線が悪い
- 収納が少ない
といった特徴のある間取りは、買主の暮らしのイメージを妨げてしまいます。
特にファミリー層が多く検討する物件では、生活しやすい間取りが重視されるため、使い勝手の悪い構造だと敬遠されやすくなるのです。
また、用途が限定される部屋が多い場合も、購入後の自由度が下がると感じられるため、選ばれにくくなる傾向があります。
立地条件が悪い
建物の立地条件は、売却のしやすさに大きな影響を与えます。
例えば、
- 駅から遠い
- 坂道が多い
- 周囲に買い物施設がない
といった条件は、日常生活の利便性に影響するため、物件の魅力を大きく下げてしまいます。
また、治安や騒音、周辺の環境が悪いといった立地上の問題も、購入意欲を低下させる大きな要因となるでしょう。
どんなに建物が魅力的でも、住環境に不安があれば買主の心は動きません。
立地の不利は、不動産価値に直結する重要なポイントです。
売れない家を放置する4つのリスク
「なかなか売れないから」「時間がないから」といった理由で、家を長期間放置してしまうケースは少なくありません。
しかし、売却活動を中断したまま放置しておくと、時間とともに状況は悪化し、さらに売りにくくなるリスクが高まります。
ここでは、売れない家を放置することで発生する4つのリスクについて詳しく解説します。
- 維持費や固定資産税がかかり続ける
- 老朽化や倒壊リスクが高まる
- 近隣トラブルや行政指導の可能性がある
- 資産価値が下がり続ける
維持費や固定資産税がかかり続ける
空き家であっても、不動産を所有している限り、固定資産税や都市計画税などの税金は毎年必ず発生します。
さらに、庭木の剪定や雑草の除去、雨漏りや外壁の補修といった最低限の管理にも継続的な費用がかかります。
空き家の維持管理費用項目 | 費用の目安 |
---|---|
固定資産税 | 年間8~15万円 |
都市計画税 | 年間1万5,000円~3万円 |
水道光熱費 | 年間2~4万円 |
火災保険料 | 年間1~6万円 |
修繕・メンテナンス費 | 年間1~50万円 |
空き家管理サービス費 | 年間6万6,000円~17万円 |
上記の総額目安 | 年間20万1,000円~95万円 |
参照元:ALSOK
また、建物が老朽化してくると、点検や修繕の頻度が増え、想定以上の維持費が必要になることもあります。
使っていないにもかかわらず、何年にもわたって支出だけが積み重なる状況は、家計にとって大きな負担となるでしょう。
老朽化や倒壊リスクが高まる
人の手が入らない家は、驚くほど早く劣化が進んでしまいます。
換気がされない状態が続くと湿気がこもり、シロアリの発生やカビの繁殖、さらには雨漏りなどの被害が発生しやすくなります。
また、屋根の瓦が崩れたり外壁が剥がれたりすると、構造の強度が落ち、台風や地震などの自然災害で倒壊する恐れも出てくるのです。
もし倒壊によって近隣住宅に被害が及んだ場合は、損害賠償責任を問われ、法的な責任を負わなければならなくなります。
実際に、日本住宅総合センターの試算では、空き家の倒壊により隣接する家屋が全壊し、死亡事故が発生した場合、約2億860万円の損害が発生するとされています。
引用元:日本住宅総合センター
見た目以上に、放置による老朽化は重大な問題を引き起こすのです。
近隣トラブルや行政指導の可能性がある
放置された家は雑草やゴミがたまりやすく、害虫や野良猫などが集まり、周辺住民の迷惑になることがあります。
また、空き家に不法侵入されたり、火災のリスクが高まったりすることで、防犯面や防災面で近隣住民から苦情が入る可能性も高まります。
住民トラブルが深刻化すれば、行政による現地調査や改善命令、最終的には「空家等対策特別措置法」に基づく行政代執行が行われることもあります。
このような事態になれば、強制撤去の費用も所有者負担となるため、軽視するべきではありません。
実際に、北海道旭川市では、管理不全状態の空き家が行政代執行により、建物の除去が行われ、除去費用410万円が発生しました。
引用元:国土交通省
このように、空き家の放置は思わぬトラブルや出費につながることがあるのです。
資産価値が下がり続ける
不動産は定期的に手を入れて管理されていなければ、時間の経過とともに市場での価値が急激に下がっていきます。
建物の傷みが進むほど、買い手からは「リフォームや解体が必要な物件」として見なされ、売却時には大幅な価格交渉を受けることになります。
また、放置期間が長くなればなるほど、相場の下落リスクや建物自体の使用不可判定といった状況にも陥りやすくなります。
結果として、売れるどころか処分費用すらかかる“負動産”になってしまう可能性もあるのです。
このように、売れないからといって空き家を放置しておくと、さまざまなリスクや費用の負担が発生します。
そのため、継続的に売却活動を行い、早期の売却に繋げることが大切です。
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売れない家を売るための6つの対策
売却活動を続けているのに、なかなか成約に至らない「売れない家」。
その多くには、価格設定・物件状態・売り方の戦略に改善の余地があります。
ここでは、不動産の売却がスムーズに進まないときに効果的な6つの対策をご紹介します。
-
- 売り出し価格を見直す
- 不動産会社を変える
- ハウスクリーニングや簡易リフォームを行う
- ホームインスペクションを行う
- 広告写真や宣伝方法を改善する
- 専門の不動産会社に買い取ってもらう
売却活動を見直して、早めの売却に繋げましょう。
売り出し価格を見直す
一度設定した売り出し価格でも、反響が少ない場合は柔軟に見直すことが効果的です。
不動産市場は常に変動しており、販売開始時の価格が数ヶ月後には相場と乖離しているケースもあります。
特に売却開始から1〜2ヶ月経っても内覧希望が入らない場合は、価格設定に問題がある可能性が高いと言えます。
そのため、最新の販売事例や周辺物件の動向を確認し、必要に応じて価格の見直しを検討することが大切です。
価格を適正な水準に調整することで、検索結果の上位に表示されやすくなり、買い手の目に留まる確率も上がります。
タイミングを逃さず、段階的な値下げやキャンペーン価格なども取り入れながら、再注目されるきっかけを作っていくことが成約への近道となります。
不動産会社を変える
「売却活動を任せているのに、反応がほとんどない」「連絡や報告が少なく不安」などと感じている場合は、不動産会社の変更を検討する時期かもしれません。
不動産会社によって、得意なエリア・物件タイプ・広告戦略が異なるため、合わない会社に任せていると成約につながらないリスクがあります。
信頼できるパートナーを見極めるには、販売実績や口コミ、レインズへの登録状況を確認するのがポイントです。
専任媒介契約が終了するタイミングで、複数社を比較して変更することも視野に入れましょう。
ハウスクリーニングや簡易リフォームを行う
物件の「第一印象」は内覧時の成約率を大きく左右します。
室内が汚れていたり、設備が古かったりすると、それだけで買い手の購入意欲を下げてしまいます。
特に水回り(キッチン・浴室・トイレ)の印象が悪いと、費用や修繕の手間を懸念されがちです。
そこで、売却前にプロによるハウスクリーニングや、壁紙の貼り替え・フローリング補修など、部分的なリフォームを行うことで、買い手の印象を大きく改善できます。
また、「リフォーム済み」として広告できれば差別化にもつながり、価格維持や成約スピードの向上も期待できます。
ホームインスペクションを行う
売却前にホームインスペクション(建物状況調査)を実施することで、建物の状態を客観的に把握でき、買主の不安やリスク意識を大きく軽減できます。
築年数が経過した戸建や、中古マンションにありがちな「見えない劣化や不具合への不安」が原因で購入をためらうケースにも、診断結果を提示することで信頼感を高めることが可能です。
また、インスペクションによって見つかった損傷や雨漏り、設備の劣化箇所を事前に修繕・補修することで、売却後のトラブル防止や価格交渉を避けられるメリットもあります。
広告写真や宣伝方法を改善する
広告写真や宣伝方法を改善することも、早期売却を目指す上で大切です。
内覧につながらない最大の原因の一つが、広告写真や紹介文の質が低いことです。
暗くて狭く見える写真や生活感の強い画像は、第一印象で敬遠されてしまいがちです。
そこで、プロによる撮影やホームステージングの導入を検討することが有効です。
写真の明るさや構図、インテリアの見せ方を工夫するだけで、「住みたい」と思わせる魅力的なイメージを演出できます。
加えて、SUUMO・アットホームなど複数のポータルサイトへの掲載やSNS広告を活用し、買い手の目に触れる機会を増やすことが成約への近道です。
専門の不動産会社に買い取ってもらう
どうしても売れない、早く手放したい、仲介での成約に限界を感じている場合は、専門の不動産会社による「直接買取」も有効な選択肢です。
買取は仲介とは異なり、不動産会社が買主となるため、広告や内覧の必要がなく、短期間で売却が完了するのが最大のメリットです。
また、直接買取は相場より価格はやや下がる傾向があるものの、手間がかからずスピーディーに現金化することが可能です。
そのため、相続・離婚・転勤など時間的余裕のないケースや、空き家の維持費に悩む所有者に向いています。
特に、「築古」「劣化が進んでいる」「立地が特殊」などの訳あり物件にも対応してくれる買取専門業者なら、売れ残りリスクを一気に解消できる可能性があります。
家が売れなくてお困りの方は、空き家を専門に買い取っているアルバリンクへの売却がおすすめです。
弊社アルバリンクは、売却しづらい物件の豊富な買取実績を活かし、空き家などの物件に適正な査定金額をご提示いたします。
相談・査定は弊社の無料サービスの一環なので、弊社に売却する前提でなくてもお気軽にご利用ください。
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家が売れなくてお困りの方はアルバリンクへ相談
家がなかなか売れずお困りの方は、買取専門業者への査定をぜひご検討ください。
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築古物件や立地が良くない物件に関しても、活用ノウハウを豊富に持ち合わせているため、適正な金額をつけて買い取れます。
実際に、廃墟化した空き家の買取も過去におこなっており、フジテレビの「イット」をはじめ、多くのメディアに特集されています。
空き家などでお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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まとめ
この記事では、売れない家の特徴や放置によるリスク、そして売却を成功させるための具体的な対策について解説しました。
売れない家には、「相場より高い価格設定」や「築年数の古さ」「立地条件の悪さ」など、いくつか共通の要因があります。
こうした家を放置すると、固定資産税の負担や老朽化によるトラブル、資産価値の低下といった深刻な問題につながることもあります。
少しでも売却の可能性を高めたいなら、価格の見直しやハウスクリーニング、広告の工夫、さらには買取専門の不動産会社への相談などが有効です。
あなたの家にも当てはまる点がないか、今一度チェックしてみましょう。
未来の損失を防ぐために、今できる一歩を踏み出すことが大切です。
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